働き方を変えようかな?と在宅勤務を視野に入れて考えている方に向けて、実際に私が2年間やってみて感じている在宅ワークのメリットデメリットについてご紹介します。
これを考えたきっかけは、育児が落ち着き10年ぶりに仕事を再開する姉が、在宅勤務か外で働くかで迷っていたことでした。
いいことだらけにも見える在宅勤務ですが、私の経験からメリットデメリットを伝えた結果、私の姉は最終的に外で働くことを選びました。
新しい働き方として定着してきた「在宅ワーク」ですが、メリットとデメリットを知ると、本当に自分の性格や今のライフスタイルに合ってるのか見えてきます。
そもそも在宅ワーク(勤務)とは?
「在宅ワーク」とは読んで字のごとく、自宅で仕事をすることです。似ている言葉で「テレワーク」がありますが、これは在宅に限らず、好きな場所で好きな時間に働く働き方を指します。
自宅だけでなくカフェや、時には旅先で働くのはテレワークになり、在宅勤務はテレワークの中の一種になります。
実際やって分かった!在宅勤務のメリット
育児と仕事の両立がしやすい
小さい子供がいる我が家では、これが一番のメリットだと痛感しています!
・急な発熱などにすぐ対応できる
・子供との時間をめいっぱい過ごせる
・料理や洗濯などの家事と並行で仕事ができる
他にもたくさんありますが、子供がいるとできないちょっとした家事をやりながら仕事ができるのは心からサイコー!と思えます。
通勤のストレスがない
通勤がないイコール
・朝ゆっくりできる
・メイクをしなくていい&メイクに時間が取られない
・着ていく服を考えなくていい
・使っていた時間で他のことができる
・何と言っても、満員電車や渋滞にイライラしなくていい
とメリットづくし。通勤がないことで、こんなに時間的にも気持ち的にも解放されるものなのか!と感動します。
通勤しないでいいなんて、コロナになるまで考えたことがなかったけど…タイパ良すぎ!
人間関係のわずらわしさが少ない
・単純に気が合わない人、ムカつくor怖い上司と顔を合わせなくていい
だけではなく
・周りに人がいないので仕事に集中できる
・子供の急な発熱もなどでも気を遣わなくてすむ
と、ストレスフリーなのがメリット。
企業の退職理由ほとんどが「人間関係」なことを考えると納得!
旅先でもどこでも働ける
「在宅勤務」ですが、必ずしも自宅でなければならない!と企業などから定められていなければ旅行先や外出先でもお仕事が可能。
やって分かった!在宅ワークのデメリット
オンオフ・プライベートとの切り替えがしにくい
・人目がないのでダラダラしてしまい仕事が進まない
・逆に集中しすぎてご飯を適当に済ませてしまう
私は仕事スイッチを入れるために、メイクと着替えだけは必ずやるようにしています!
コミュニケーションが取りにくい
・対面ならその場でサクッと解決できるような話ができない
・メールやチャットを使って送信し、返事を待つのが煩わしい
・メールやチャットだと相手の温度感がわからない
これはリアルに感じます。会話なら数秒で終わるようなことも、テキスト化して送らないといけない。あちらのテンションが読めないこともネックです。
ただ、確認事項をまとめてメールで送れば、一気に全てが解決できるし、顔が見えないおかげで相手の気分に左右されたり、気にならないのでメリットに変えられます◎
孤独を感じる時がある
メリットにあげたの「人間関係のわずらしさがない」分
・ふとした瞬間に話す相手がいない
・仕事の喜びを分かち合えない
・切磋琢磨することの刺激がない
ので孤独を感じることがあります。
正直寂しい〜と思う時もありますが、人間関係のわずらしさに比べると、私は大したことないです!笑
運動不足になる
これはとっても深刻です。私の周りの在宅ワークの仲間も嘆いているポイントで、自主的に動こうと思わなければ、1日中家から出ないこともざらにあります…。
意識的に運動を取り入れる時間や、気分転換のお散歩時間などを入れないと、ほんっと〜に動かない!ので気をつけています。
こんな人は在宅勤務に向いていない
自宅に仕事を持ち込みたくない
・オンオフをしっかり切り分けたい
・自宅を仕事場にすると、あまりくつろげない
・子供のそばで仕事すると集中できない、育児に支障が出る
家族の協力が得られない
自分自身は良くても家族が、自宅に仕事を持ち込んでほしくない、と考えているとなかなか在宅ワークは難しいです。
私も在宅勤務初期は、ダイニングテーブルにパソコンなど仕事の道具を開けてやっていたら、夫から嫌がられるわ仕事ははかどらないわ、悶々としていた時期がありました…。
時間のメリハリを持つ、仕事するスペースを決める、仕事頑張ってる姿を見せるなどで徐々に理解を得ることができました!
自己管理・タスク管理が苦手
在宅ワークで1人で仕事をスムーズに進めるためには、自分で自分のスケジュール管理を行えなければ厳しいです。
仕事の進み具合は、モチベーションや体調に左右される部分もあるので、人目がないとどうしてもダラダラしてしまい、締め切りに間に合わない〜!というタイプの方は、在宅勤務はおすすめしません。
ただし、今は便利なスケジュール管理ツールが豊富にあるので、うまく使いこなすことで孤立よく仕事を進めることができちゃいます!
デメリット・向き不向きを把握して働き方選ぼう!
在宅勤務のメリットやデメリットはいかがでしたか?
「何だか良さそう」というぼんやりしたイメージだけで在宅ワークを選択すると、自分には向いてなかったと感じる場面があるかもしれません。
とはいえ、私が1年半在宅勤務を続けてきて実感しているのは、在宅でも効率よく仕事をこなせる上に、通勤時間などがない分空いた時間を有効に使えることでリアルに「QOL(生活の質)」が上がったことです。
「在宅勤務」が選べるありがたい時代、働き方を考え直している方や、変え方にはも1つの選択肢として考えてみてはいかがでしょう?
在宅でできるお仕事何があるの?どういう風に仕事してるの?などはその他の記事で発信中です。気になる方は参考にしてくださいね。