企業・個人事業主に限らず、「インスタフォロー&コメントで○○!」などのキャンペーンの時や、SNSでインスタに関して発信する場合、
「Instagramのロゴを企業やブランドで使用したい」「個人での使用ってOKなの?」と思うことがありますよね。
実は、Instagramのロゴには明確な「利用規約」が存在し、利用条件によっては許可が必要な場合もあります。
そして実際色々な発信をリサーチすると間違った使い方をしている方も多い!
知らずに使ってしまったせいで、規約違反とみなされ育ててきたアカウントが凍結なったり、企業の場合は訴えられる可能性もあります。
この記事では、知らなかったでは済まないInstagramのロゴを使用のルールと、ダウンロード方法もあわせて解説します。
そもそもインスタのロゴ(アイコン)は使用可能?
インスタのロゴ使用自体は「可能」です!
ですが「ロゴの利用規約」がしっかりあるのでルールを守った使用が必須。
基本的に利用規約を守っていれば申請の必要などはないです。
また、フリー素材サイトなど、インスタグラムを運営するMeta社が正式に出していないものは使用NGです。
インスタロゴ使用の申請が必要なケース
インスタロゴの使用許可が必要なケースは以下の通りです。
ライブ配信、ラジオ、OOH(屋外の看板サイネージ広告、中吊りや駅構内広告などの交通広告)A4サイズ以上の印刷物で使用する場合は、許可を求めるリクエストを送信してください。リクエストは英語で、Instagramロゴをどのように使いたいのかがわかるモックを含めてください。
- ライブ配信
- ラジオ
- OOH広告
- A4サイズ以上の印刷物
-
テレビ、映画
その他には映画、CM、番組などでInstagramのフィードやプロフィールのスクリーンショットを使用する際にも、利用申請をしなければなりません。
申請する際には、
- 英語でリクエスト申請文を作る
- インスタのロゴを何にどう使うかの資料
と手間ではありますが、商標登録された人様のロゴを使わせてもらう立場となるので、当たり前の流れなのです。
公式からダウンロードできるインスタロゴ種類
ロゴのダウンロードボタンを押すと、同時に3種類のロゴがダウンロードされます。
- インスタカラー(Gradient Glyph)
- 白(White Glyph)
- 黒(Black Glyph)
インスタカラー(Gradient Glyph)
インスタのオリジナルカラーのGlyph Icon(グリフアイコン)素材です。色からもインスタ感が出てぱっと見で認識しやすいロゴです。
白(White Glyph)
白ロゴアイコンでai.png.svgの形式が入っています。印刷データにはaiデータを、Web使用はpng.svgを使います。
黒(Black Glyph)
黒ロゴアイコンでai.jpg.png.svgの形式が入っています。白ロゴ同様で印刷向き、オンライン向きのロゴ形式でそれぞれ入っています。(親切!)
インスタグラムロゴ使用の注意点
インスタのロゴを使用には細かい利用規約があります。無視して使用すると規約違反になるの、際に特気をつけるべきポイントを5つ解説します。
- ロゴ周りに余白を作る
- 最小サイズ以上で使用する
- ロゴは変形・加工・回転させない
- インスタ社が自社と関わって見える見せ方はしない
- インスタロゴはコンテンツ全体の50%未満にする
詳しく説明していきます。
ロゴ周りに余白を作る
インスタグラムのロゴ周辺に指定以上の余白を設けるようルールがあります。
指定以上の余白とは具体的には、ロゴ周辺は使用するロゴサイズの半分以上の余白を上下左右に設けること、という内容です。
密集したデザインでは、インスタロゴように余白を確保しなければならないので、デザイン全体に影響があります。
最小サイズ以上で使用する
ロゴの最大サイズは制限がないですが、最小サイズは「29ピクセル×29ピクセル以上」と決まりがあります。
インスタロゴを小さく入れたい場合は確認が必要です。
ロゴは変形・加工・回転させない
ロゴを引き伸ばばしたりなど勝手にいじったり、回転させるのもNGです。
ただし色の変更は許可されています。カラーの推奨としては公式に提供されているインスタカラーのロゴか、白または黒のロゴとしています。
インスタ社が自社と関わって見える見せ方はしない
これは、あたかもインスタがそのキャンペーンのスポンサーや支援者に見えたり、関わっているように、感じさせないということです。
インスタのロゴを自社のキャンペーンで使用する場合は、インスタが自社のキャンペーンのスポンサーとして関わっていないことを、きちんと明記しておく必要があります。
インスタロゴはコンテンツ全体の50%未満にする
上の「インスタ社が自社と関わって見える見せ方はしない」と同じで、インスタがコンテンツやキャンペーンのスポンサーであると勘違いされないように、Instagramのロゴはコンテンツの50%未満の割合で使用しましょう。
Instagramとしては、
・インスタグラムのブランド力を乱用したキャンペーン展開を避けたい
・コンテンツやキャンペーンで何らかのネガティブなことがあった際に、Instagramのイメージダウンにつながることを避けたい
ためだと考えられます。
Instagram公式ロゴのダウンロード方法
1. インスタのブランドリソースサイトへアクセス
公式ロゴはこちらのInstagramを運営するMeta社公式サイトよりダウンロードできます。スマホではダウンロードできないので、必ずパソコンから操作して下さい。
https://about.meta.com/ja/brand/resources/instagram/instagram-brand/
2.ガイドライン・利用規約に同意してダウンロード
下へスクロールするとロゴ利用のガイドラインと利用規約が表示されます。
①「ブランド要素のセクション」をクリックすると、さらに詳しいロゴ使用ガイドラインがあるのでチェックしましょう。
②ガイドライン・利用規約を読み終えたら、ロゴパックという項目に同意確認箇所があるので、チェックマークを入れます。
③「ダウンロード」できるようになるので矢印部分「↓」をクリックすると完了です◎
インスタロゴ使用のハードルは高くない!
以上インスタグラムのロゴ仕様についていかがでしたか?
TVCMや屋外広告などを使った大規模キャンペーンであれば使用許可をえる必要がありますが、そのレベルだと広告代理店が責任持ってチェックするものです。
店頭やインスタ上で展開する、自前でやる単発キャンペーンの際はセルフチェックが必要です。とは言え、そこまで難しいルールではないので、規約に沿っていれば問題ではありません。
あまり神経質にならずに、利用規約の範囲内でインスタロゴを使うことでキャンペーン施策のリーチや、集客につなげていきましょう!